NY午前の動向

英国の新たなEU離脱案において、合意に向けた交渉が進展しているとの見方から全般敵にポンド買いが優勢となった。
 ドル円は108.89まで上昇、ユーロドルは、1.0991から1.1045で上下、ポンドドルは、関係者の話として「英国とEU交渉担当者は、離脱合意の草案に近づいている」と報じられたことで、1.28000まで上昇も、EU高官が「ブレグジット交渉が合意に至るという報道は時期尚早」と述べ、バラッカー・アイルランド首相も「交渉は進展しているが、早期合意については慎重」、英保守党に閣外協力している北アイルランドの民主統一党が「ジョンソン英首相がこれ以上EU側に譲歩するようであれば、離脱案を支持しない」と伝わったことが、ポンドの上値を抑えた。またユーロポンドは0.8626まで売りに押された。