NY午前

 NY市場午前の動向は、ロンドン時間に、ポンド中心に荒れた展開も、米市場がコロンブスデーの祝日で、もみあい入りとなった。  米中通商協議に関しては、「中国は米国との第1段階合意を署名する前にさらなる交渉を希望」との一部報道を受けて、アジア時間午後からリスクオフの展開となったが、その後は、NY株のもみ合いもあって、巻き戻しの気味の展開。ムニューシン財務長官は「中国との第1段階の合意は重要、12月15日までの合意署名を望む」と発言している。  

 ドル円は108.03まで下落後、108.46まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏8月鉱工業生産が前月比で予想を上回るも、前年比では下振れしたことで影響は限定され、1.1013から1.1043で上下、ポンドドルは、1.2516まで売り込まれた後、1.2651まで一時反発した。