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 EUは、ブレグジットの膠着を改善するための英国の「複雑な」提案に困惑。当局者は、月曜日にも開催される会談は、アイルランド国境問題を解決する「最後のチャンス」となると指摘している。 ブレグジット交渉責任者ミシェル・バルニエは日曜日の夜、「イギリスがアイルランドの島の厳しい国境を避けながら北アイルランドを英国の関税地域に留めておく計画は非常に複雑で、まだ適切に解決されていない」と語った。

 先週の声明で、欧州委員会は、協議は「建設的」だとしたが、一方で「多くの仕事が残っている」と警告しており、「我々は英国に単一市場に関する懸念を伝えており、彼らはまだそれに対する答えを持っていない」とある外交官は語った。交渉は月曜日も続く見通し。 また一部では、ジョンソン首相の提案は、10月17-18日の首脳会談での合意の可能性を低下させ、月末近くに追加サミットが開催される可能性を高めているとされている。