NY午後

 NY中盤の動向は、週末の様子見ムードの中、若干リスク回避的な展開となった。トランプ大統領がイラン制裁策を発表、「中国の米国産農産物購入は合意成立には不十分」と述べた。  ドル円は、中国代表団がモンタナ州の米農家視察をキャンセルしたとの報道を受けて、107.66まで下落、ユーロドルは、予想を下回る独8月独生産者物価指数やメルケル首相が「ドイツは均衡予算を堅持する」と述べたことなどから1.1004まで売りに押され、ポンドドルは、コブニー・アイルランド外相が、「英国のブレグジット妥協案の要求は理不尽」、「正直に言うと、現時点では合意は近くはない」と発言したことで、1.2460まで売りに押された。