昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、「サウジアラビアの原油生産は予想よりも早く通常状態に戻る見通し」、「2-3週間で完全に回復する」との一部報道で原油価格が大幅反落、リスク回避の動きが巻き戻し気味となるも、FOMCの結果発表を控えて、様子見ムードが続いた。米8月鉱工業生産指数や9月NAHB住宅市場指数は予想を上回ったものの、相場の反応は限定的だった。  

ドル円は108.36から108.06で上下、ユーロドル1.1074、ポンドドルが1.2572まで反発した。  

一方クロス円では、ユーロ円が119.78、ポンド円が135.44、オージー円が74.30、NZD円が68.77まで値を上げたが、カナダ円は、加7月製造業出荷が予想を下回ったことで81.40から81.70での上下の展開に留まった。