昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、総じてリスク回避の巻き戻しが優勢となった。  

 ドル円は、クロス円の買いや米長期金利の上昇を受けて、107.27まで反発、ユーロドルは、ドイツ政府が国債規制を回避できる方法で、財政支出を拡大することを考えていると一部報道で伝わったことで1.1066まで反発、ポンドドルは、荒れた動き。英7月月次GDPや鉱工業生産・製造業生産が予想を上回ったこと、ジョンソン首相が秩序あるEU離脱に前向きな姿勢を示したことで、1.2235から1.2285まで反発後、バーコウ英下院議長が「もし総選挙実施となれば、辞任する意向」と述べたことで、1.2317まで一時売りに押された。  

 一方クロス円では、ユーロ円が118.51、ポンド円が132.56、オージー円が73.68、NZD円が68.96まで反発、カナダ円は原油の反発もあり81.54まで上昇した。