NY中盤

 NY中盤までの動向は、林鄭香港行政長官が、逃亡犯条例改正案の撤回を正式に表明したことで、地政学リスクが和らぎ、ドル売り、クロス円での円の売り戻しが優勢となった。  米7月貿易収支は、540億ドルの赤字と、市場予想をわずかに上回り、ウィリアムNY連銀総裁が「先行きを注視し、適切に行動する用意がある」、「今のところ米経済は良好な状態にある」との認識を示したが、反応は限定された。  ドル円は106.34から106.12で小動きが続き、ユーロドルが1.1033、ポンドドルは1.2220まで買い戻された。