昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、中国の7月鉱工業生産や小売売上高の悪化もあって、米国の長短金利が逆転、逆イールドを受けて、景気後退に対する懸念が高まり、NYダウが800ドル安まで下落、リスク回避の動きが強まった。ナバロ大統領補佐官は、「中国との協議において7つの構造的な問題が残っている」と述べたことなども悪影響を与えた。また、トランプ大統領は、「米国の問題は中国ではなくFRB」、「逆イールドは狂っている」と述べた。  

 ドル円は105.66まで下落、ユーロドルは、ドイツのGDPの悪化を受けて1.1133まで値を下げ、ポンドドルも1.2102から1.2051まで売りに押された。  

 一方クロス円では、ユーロ円が117.79、ポンド円が127.51、オージー円が71.27、NZD円が67.92、カナダ円が79.35まで売りに押された。