昨晩の海外

 

 昨晩の海外市場は、米USTRが、対中制裁関税「第4弾」について「一部製品に対する発動を12月15日まで延期する」と発表、NYダウが520ドル近い上昇、中国人民元相場も対ドルで、7元割れを示現したことなどから、リスク志向に巻き戻しの動きが優勢となった。

 ドル円は106.98まで上昇後、トランプ大統領が「米諜報機関からの情報として、中国政府が軍隊を香港との境界に移動させている」とツイートしたことで、利食いが優勢となり、ユーロドルは1.1228を高値に1.1170まで下落、ポンドドルは1.2043から1.2099で上下した。

 一方クロス円では、ユーロ円が119.59、ポンド円が129.22、オージー円が72.93、NZD円が69.16、カナダ円が81.03まで反発した。