昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、NZ、タイやインドが利下げを実施したこと、独6月鉱工業生産が大幅に悪化、トランプ大統領が、「我々の問題は中国ではない。FRBはより大幅により早く金利を引き下げ、ばかげた量的引き締めを今すぐに止めるべき」と述べたこともあり、米10年物国債利回りが一時1.60割れまで下落、円の買い戻しが優勢となった。ただ、米国債利回りの下げ止まりや一時589ドルまで下げたNYダウが、プラスに転じたことで引けにかけては、巻き戻しの動きで終了した。  ドル円は106.32を高値に105.50まで一時下落したが、その後106.26まで反発、ユーロドルは1.1242まで反発、ポンドドルは1.2191から1.2122まで売りに押された。  

一方クロス円では、ユーロ円が118.44の安値から119.11、ポンド円は129.54から128.23下落後129.04まで反発、オージー円は71.91、NZD円が68.63まで一時買い戻され、カナダ円は79.10まで下値を拡大後79.98まで反発した。