昨晩の海外

昨晩の海外市場は、トランプ大統領の9月からの対中追加関税の発表を受けて、アジア時間に中国元相場が、節目となる1ドル7元を超えたことから米中貿易戦争の懸念が高まり、リスク回避の動きも、NY市場では、巻き戻しの動きに留まった。また、米7月ISM非製造業指数が53.7と予想の55.5を下回ったことからドル売りを強めた。一方NYダウは、一時950ドル超えの下落、3指標とも大幅な下落となった。

 ドル円は105.81から106.35まで一時反発後、このレンジで上下、ユーロドルは1.1213まで反発、ポンドドルは、1.2102から1.l2175まで、一時買い戻された。

 一方クロス円は、既にアジアでリスク回避の動きが強まった反動の展開となった。ユーロ円が118.93、ポンド円が129.20、オージー円が72.00、NZD円が69.44、カナダ円が80.47まで反発した。