昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米7月フィラデルフィア連銀景況指数が、予想を大幅に上回る結果となったことで一時ドル買いが強まるも、午後になってウィリアムズNY連銀総裁やクラリダFRB副議長が、利下げを示唆する発言を行ったことで、ドルに売り戻しが拡大、またトランプ大統領が「米海軍が防衛のため、イラン無人機を撃墜」したとの発言もあって、軍事的緊張の高まりも警戒された。

 ドル円が107.21まで下落、ユーロドルが、「ECBスタッフは、インフレ目標の見直しを検討」との報道で、1.1205まで下落後1.1280まで反発、ポンドドルは 英6月小売売上高が予想を上回り、英議会が「合意なき離脱」阻止を目指す修正案で合意したことで、1.2559まで値を上げた。

 一方クロス円では、ユーロ円が121.13から120.78で上下、ポンド円が134.85まで反発、オージー円が76.00、NZD円が72.88まで買い戻されたが、カナダ円は、軟調な原油価格を受けて82.24まで売りに押された。