昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米6月住宅着工件数や建設許可件数が予想を下回る結果となり、若干ドルの売り戻しが優勢も、総じて小動きの展開が続いた。米地区連銀経済報告では、貿易摩擦の悪影響への懸念を示すも、経済活動は全体的に引き続き緩やかなペースで拡大、見通しは概してポジティブとし、NYダウは100ドル超えの下落となったが、影響は限定された。

 ドル円は108.32から108.01で小動きが続き、ユーロドルは1.1200から1.1234、ポンドドルは1.2457まで買い戻された。

 一方クロス円では、ユーロ円が121.21から121.49、ポンド円が133.99から134.64、オージー円が76.70から75.93、NZD円が72.55から72.92、カナダ円は82.96から82.70での推移に留まった。