昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、手掛かり難の中、ドルの買い戻しが優勢。米7月NY連銀製造業景気指数が予想を上回り、トランプ大統領が、ロス米商務長官の交代を考えているとの米メディア報道が伝わったが、影響は限定された。NYダウは小動きながら4日続伸となり、一時史上高値を更新した。

 ドル円は、中国第2四半期GDPは、予想通りも、6月鉱工業生産や小売売上高が強かったことで、108.11まで反発後107.82まで売りに押され、ユーロドルは、独経済省月報が「第2四半期の経済トレンドは総じて弱い」と報じられたこともあり、1.1253まで下落、ポンドドルも1.2512まで下落した。 

 一方クロス円では、ユーロ円が121.42、ポンド円が134.96まで下落、オージー円は75.79から75.98、NZD円が72.64から72.44で揉み合い、カナダ円は82.66まで売りに押された。