NY中盤

 NY中盤の動向は、パウエルFRB議長の議会証言を前に揉み合い気味の展開が続いた。クドローNCE委員長が、「トランプ大統領は他の通貨が弱くなり過ぎていることを懸念している」と発言、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が「金利を変更する必要はない」と述べたが、影響は限定された。  ドル円は、108.96を高値に108.73まで下落、ユーロドルが1.1193から1.1214で推移、ポンドドルは、1月3日の今年の安値割り込み、一時1.2440まで下落した。  一方クロス円では、ユーロ円が121.85、ポンド円が135.41、オージー円が75.31、NZD円が71.83、カナダ円が82.79まで売りに押された。