金曜日の海外市場は、米6月雇用統計において、非農業部門雇用者数が+22.4万人と予想の+16.0万人を大幅に上回ったことで、ドルの買い戻しが優勢となった。ただ、失業率は3.7%、平均時給は+0.2%と予想を下回ったが影響は薄く、10年物国債利回りが2.06%台まで、大幅に上昇したことがドルを支えた。
ドル円は108.64まで上昇、ユーロドルは1.1207、ポンドドルは1.2482まで値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円が121.93、ポンド円が136.05まで一時反発、オージー円は75.91から75.57、NZD円が72.13から71.71まで売りに押されたが、カナダ円は、6月新規雇用者数は予想を下回ったが、原油価格の反発を受けて83.03まで買い戻された。