昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、G20を控えて、総じて様子見ムードの中、まちまちの展開となった。米第1四半期GDPの確定値は予想通りで、個人消費は予想を下回る一方コアPCEが強い結果となり、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁が、「利下げの必要性や利下げ幅を議論するのはまだ早い」と発言したが、影響は限定された。

 ドル円は108.16を頭に107.67まで下落、ユーロドルは、独6月消費者物価指数の速報値が、良好な結果だったこともあり1.1348から1.1381まで反発、ポンドドルは、対ユーロでの売りが圧迫して1.2726から1.2663まで下落した。

 一方クロス円では、ユーロ円が122.90を高値に122.40、ポンド円が137.35から136.43まで下落、オージー円は75.63から75.36、NZD円は73.26から73.12、カナダ円も82.37から82.07の狭いレンジで上下した。