昨晩の海外市場は、ブラード・セントルイス連銀総裁が、「保険としての利下げを実施するには良い時期であるが、50BPの利下げを実施する状況にはない」と発言、パウエルFRB議長も「金融政策は短期的なセンチメントの変動に過剰反応してはならない」、「FRBは短期的な政治圧力から隔離、政治に屈すれば打撃」と述べたことで、7月の利下げ期待が後退。ドルの買い戻しも誘った。またNYダウもこれを嫌気して180ドル近い下落で引けた。
ドル円は106.78を安値に107.40まで反発、ユーロドルが1.1344、ポンドドルは、1.2673まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が121.65から122.05で上下、ポンド円が136.86から135.82まで売りに押され、オージー円は74.35から74.72、NZD円が71.01から71.30で推移、カナダ円が81.43まで買い戻された。