昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、週末のG20サミットを控えて、様子見ムードが続いた。NYダウは一時83ドル高も、上昇は抑えられたがプラス圏を維持した。また、カプラン・ダラス連銀総裁が「現在利下げに踏み切れば、不均衡を助長する恐れ」と述べたが影響は限定された。

 ドル円は107.25から107.54で上下、ユーロドルは、独6月ifo企業景況感指数が予想を上回ったことで1.1272から1.1404まで一時反発、ポンドドルは、1.2762から1.2709まで一時売りが優勢となった。

 一方クロス円では、ユーロ円が122.15から122.40で推移、ポンド円が137.14から136.51まで一時売られ、オージー円が74.54から74.80、NZD円が70.85から71.12、カナダ円は81.49から81.27での小動きに留まった。