昨晩の海外市場は、米FOMCの結果を受けて、一時ドル売りが優先となった。FOMCでは、政策金利は据え置かれたが、今年のインフレ見通しが引き下げられたこと、ドット・チャートの中央値は、3月と変わらない結果も、今年利下げを見込むメンバーが8名となったことなどがドル売りを誘った。
ドル円は108.48を高値に107.90まで一時下落、ユーロドルは1.1254、ポンドドルは1.2675まで一時反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が121.17から121.65、ポンド円が137.02まで反発、オージー円は75.66まで反発後74.32まで下値を拡大、NZD円も70.93から70.60まで下落、カナダ円は、5月消費者物価指数が予想を上回り、81.37まで買い戻された。