昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、米5月小売売上高が総じて良好だったこと、5月鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことで、ドルの買い戻しで終了した。

 ドル円は108.16を安値に108.59まで反発、ユーロドルは、独10年物国債利回りが過去最低を付けたことで1.1289から1.1203まで下落、ポンドドルは1.2580までじり安となった。

 一方クロス円では、ユーロ円が122.18から121.59、ポンド円が136.53まで下落、オージー円が「豪州中銀が、11月に政策金利を0.75%まで引き下げる」との豪銀レポートを受けて74.50まで値を下げ、NZD円が70.43、カナダ円が80.86まで売りに押された。