昨晩の海外

 

 昨晩の海外市場は、米5月消費者物価指数が、市場予想を下回ったが、ドル売りは限定された。NYダウは、35ドル高から90ドル安のレンジでの上下の動きに留まった。

 ドル円は108.22を安値に108.55まで反発、ユーロドルは、トランプ大統領が「ロシアからバルト海経由で天然ガスを直接ドイツに送るパイプライン、ノルド・ストリーム2の阻止のための制裁を検討する」と発言したことで1.1283まで売りに押され、ポンドドルは、ジョンソン前外相が「合意なしのブレグジットを目指していない」と述べたことで1.2759まで反発後、英議会で、労働党提出の「合意なき離脱を阻止する内容を含む」動議が否決されたことで、1.2682まで売りに押された。

 一方クロス円では、ユーロ円が122.42、ポンド円が138.36から137.57、オージー円が75.16まで売り押され、NZD円は71.21から71.57、カナダ円も81.35から81.72で上下した。