昨晩の海外

昨晩の海外市場は、総じて手掛かり難から、揉み合い推移となった。米5月卸売物価指数は、前年比で予想を下回ったものの、食品とエネルギーを除くコア指数は予想通りの結果となり、影響は限定された。

 ドル円は、NYダウが180ドル高まで上昇したことで108.80まで反発後、株価が値を消したことで108.44まで売りに押され、ユーロドルは1.1302から1.1338まで反発、ポンドドルは、予想を上回る英5月雇用指数、サンダースMPC委員が「英中銀が早期に利上げする可能性はある」との見解を示したことなどから、1.2734まで買い戻された。

 一方クロス円では、ユーロ円が123.18から122.74で推移、ポンド円は137.70から138.34まで反発、オージー円が75.68から75.44で推移、NZD円は71.38、カナダ円は81.52まで売りに押された。