NY午前

 NY午前の動向は、ECB理事会を受けて、ユーロ中心にドル売りが優勢となった。

 ドル円は108.03まで下落後、108.32まで反発したが、このレンジで揉み合い、ユーロドルは、第1四半期GDPの確定値が予想と変わらず影響は限定されたが、ECB理事会で、金利据え置き期間について「2019年末」から「2020年上半期」に延長したことを受けて1.1203まで売られた後、ドラギECB総裁が「経済見通しについて大幅な悪化を全く見込んでいない」と楽観的な見解を示したことで、1.1309まで買い戻された。また、ポンドドルも1.2670を安値に1.2743まで一時反発した。

 一方クロス円では、ユーロ円が122.24、ポンド円が137.76、オージー円が75.63、NZD円が71.86、カナダ円が80.99まで買い戻された。