NY午前

 NY午前の動向は、米5月ADP全国雇用報告が、予想より相当弱く一時ドル売りを誘うも、ナバロ大統領補佐官が「対メキシコ関税発動は必要ない可能性」、米上院財政委員会のグラスリー委員長が「米国はメキシコに関税を課さない見通し」との見解を示したこと、5月ISM非製造業指数が予想を上回ったことがドルを支えた。
 ドル円は、カプラン・ダラス連銀総裁が利下げに慎重な姿勢を示したことでド108.38まで反発後、107.82まで一時下落も、このレンジで推移、ユーロドルは1.1307まで反発後1.1241まで下落、ポンドドルは、1.2692から1.2745で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円が122.27から121.62、ポンド円が137.21から137.80で推移、オージー円が75.92から75.42まで売りに押され、NZD円が72.02まで一時反発、カナダ円は81.07を高値に80.55まで値を下げた。