昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、中国商務省が「米国との貿易でのすれ違いは協議や交渉で解決するべきだ」との態度を示したこと、エブラルド・メキシコ外相が「ワシントン訪問は有益だった」「米国側に移民に関する提案を行なっている」との見解を示したことで貿易戦争への過度な懸念が後退、パウエルFRB議長が、「FRBは景気拡大の維持のため適切に行動する」と述べたことで、NYダウが500ドル超えの反発となり、リスク回避の動きに巻き戻しが優勢とあった。

 ドル円は107.85の安値から108.36まで反発後、108.00まで売りに押され、ユーロドルは1.1277を高値に1.1227まで売りに押されたが、ポンドドルは、対ユーロでの買いが強まり1.2643から1.2715まで反発した。

一方クロス円では、ユーロ円が121.79、ポンド円が137.49、オージー円が75.71、NZD円が71.54、カナダ円が80.74まで買い戻された。