昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米株式市場が堅調に始まったことや米政府関係者が米中通商摩擦の改善に期待を示したことで、リスク回避の動きに巻き戻しも、終盤になってペンス副大統領が「米国は必要なら対中関税を倍以上にできる」と発言したことで、ドル売りが強まる形となった。米1-3月期GDPの改定値は予想通りの結果となった一方、コアPCEが予想を大きく下回ったが、影響は限定された。

 ドル円は109.93を高値に109.47まで売りに押され、ユーロドルは1.1143から1.1116で上下、ポンドドルは、1.2582まで一時値を下げた。

 一方クロス円では、ユーロ円が122.26から121.90、ポンド円が138.07、オージー円が75.64、NZD円が71.23、カナダ円が81.51から81.01まで売りに押された。