昨晩の海外市場は、弱めの米住宅指標やダラス連銀景況指数にも、強い5月消費者信頼感指数や月末に向けてフローの動きがドルを支えた。ただ、NYダウは、「中国はレアアースの対米輸出制限を真剣に検討している」との一部報道を受けて、200ドル超えのマイナスとなり、リスクオフの動きから米10年物国債利回りは、1年ぶりの低水準まで低下したことがドルの上値を抑えた。
ドル円は109.21から109.62まで一時反発、ユーロドルは、モスコビシ欧州委員が、「イタリアに対する制裁を支持しない」と発言したことで、1.1198まで反発後1.1160まで売りに押され、ポンドドルも1.2652まで下値を拡大した。
一方クロス円では、ユーロ円が122.63から122.00まで値を下げ、ポンド円が138.30から138.97まで一時反発、オージー円が75.56から75.96まで反発、NZD円は71.54から71.78で上下し、カナダ円は81.38から80.99まで売りに押された。