昨晩の海外市場は、ロンドン市場やNY市場が休場で、動意に薄い展開も、若干ドルの巻き戻しが優勢となった。トランプ大統領が、日米貿易不均衡に関して「8月中に何らかの合意に至る」と述べたことに対して、西村康稔官房副長官が「合意したわけでは全くない」と否定したが、影響は見えなかった。
ドル円は109.58まで反発、ユーロドルは、「イタリアの過剰財政赤字を巡って、欧州委員会が、最大40億ドルの課徴金を課す可能性がある」との一部報道を受けて、1.1187まで下落、ポンドドルは、欧州議会選挙で、ブレグジット党が躍進していることなどから1.2668まで値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円が122.64から122.48、ポンド円が139.01から138.69、オージー円が75.84から75.73、NZD円は71.71から71.64、カナダ円は81.36から81.52で小動きに終始した。