昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ファーウェイ問題を受けた米中貿易戦争の悪化懸念から、NYダウが440ドル超え安となり、リスク回避の動きが続いた。米経済指標としては、週間新規失業保険申請件数は強かったが、5月製造業・サービス部門PMIや4月新築住宅販売件数が、予想より弱い内容となったことが株価の重しとなった。
 ドル円は109.46まで下落、ユーロドルが、独5月ifo企業景況感が4年半ぶりの低い水準となり、1.1107まで下落後、1.1188まで反発、ポンドドルもメイ首相の辞任報道などから1.2606の安値まで売り込まれた後、1.2685まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が122.15、ポンド円が138.52、オージー円が75.46、NZD円が71.30、カナダ円が81.16まで売りに押された。