昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、中国のファーウェイに対する制裁が、各国で発表される中、米中貿易戦争に対する懸念から株価が軟調な推移、リスク回避的な展開となった。FOMC議事録では、「大半のメンバーは引き続き見通しの下振れリスクがある」とした一方、「数人のメンバーは予想通りに経済が発展した場合、金融政策の引き締めが必要になる可能性」を指摘したことが明らかとなったが、影響は限定された。

 ドル円は110.24まで下落、ユーロドルは1.1149から1.1180の狭いレンジで推移、ポンドドルは、1.2625まで一時安値を拡大した。

 一方クロス円では、ユーロ円が123.45から122.98まで下落、ポンド円が139.33、オージー円が75.85、NZD円が71.62、カナダ円が82.08まで売りに押された。