昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米ハイテク企業が、中国のファーウェイに対して、ハードやソフトのサポートや提供を停止したとの報道を受けて、中国外務省が「ファーウェイとの取引を停止した企業とは、取引を控える可能性がある」とコメントしたことなどから、リスク回避の動きが続いた。またNYダウは、米中摩擦の激化懸念から一時200ドル超えの下落となったことも影響した。

 ドル円は109.81まで下落、ユーロドルは、欧州議会選を控えた様子見ムードが強く、1.1151から1.1175の狭いレンジでの推移となり、ポンドドルは、ブレグジットの不透明感から反発を1.2758に限定して、1.12715まで売りに押された。

 一方クロス円では、ユーロ円が123.01から122.54、ポンド円が140.52から139.71まで下落、オージー円は、豪州選挙の結果を受けて76.40まで反発後75.91まで売りに押され、NZD円が72.12から71.80、カナダ円が82.07から81.72で軟調推移となった。