昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、中国が一部の米製品に対して、6月1日から関税を25%に引き上げると発表、トランプ大統領が、ツイッターで「中国は報復するべきではない。事態の悪化を招くだけだ」などとツイートしたことで、NYダウが720ドル近い下落となり、リスク回避の動きが続いた。ただ、その後トランプ大統領が、「G20で習中国主席と会うつもりだ。約3250億ドルの中国製品に対する追加関税についてはまだ決まっていない」との発言したことで、どうにか下げ止まりを見せた。
 ドル円は109.02まで下落後109.39まで反発、ユーロドルは1.1223から1.1263で上下、ポンドドルは1.3042を高値に1.2942まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が122.55、ポンド円が141.22、オージー円が75.75、NZD円が71.63、カナダ円が80.93まで売りに押された。