昨晩の海外市場は、月曜日早朝からトランプ米大統領の「中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税率を10日から、現行の10%から25%へと引き上げる」とのツイートを受けて、強まったリスク回避の動きも、中国外務省が「米中通商協議に向けて交渉団は訪米の準備中」と発表したこと、一時471ドル安となったNYダウが、マイナス幅を先週終値まで縮小したことで、巻き戻しが優勢となった。 ドル円は、アジア時間につけた110.28の安値から110.95まで反発、ユーロドルは、1.1159から1.1209まで反発、ポンドドルは、対ユーロでの売りが圧迫し1.3082までじり安となった。ユーロポンドは、0.8557まで反発した。 一方クロス円はまちまちの展開。ユーロ円が124.30まで反発、ポンド円は145.04まで再び下落後も安値圏で推移、オージー円が77.68まで買い戻され、NZD円は73.17まで下落、カナダ円が82.58まで値を回復した。