昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、対ユーロ中心にドル売りが優勢となった。ただ、米4月米シカゴ購買部協会景気指数が、予想を下回ったが、その後発表された4月消費者信頼感指数と3月住宅販売保留指数が予想を上回ったこと、ロンドン・フィキシングでのドル買いが、ドルの下値を支えた。  ドル円は111.24を安値に111.47まで一時反発、ユーロドルは、ユーロ圏第1四半期GDP・速報値や独4月消費者物価指数が、市場予想を大きく上回ったことで、1.1176から1.1229まで反発し、ポンドドルも1.3050まで買い戻しが優勢となった。  一方クロス円では、ユーロ円は、124.47から125.09、ポンド円が144.06から145.39まで反発、オージー円が78.66から78.30で揉み合い、NZD円が74.13から74.48で推移、カナダ円は、2月カナダGDPが予想を下回り、82.67まで下落後、ポロズ加中銀総裁が、「下期に経済が加速すると信じるに値する正当な理由ある」と発言したことで、83.26まで反発した。