昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米3月小売売上高や週間新規失業保険申請件数などが予想より強い結果となったことで、ドル買いが強まるも、4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数やマークイットの両PMIが予想を下回り、3月景気先行指標総合指数が、市場予想通りの結果となったことで、影響は限定された。また、バー米司法長官は記者会見で、「モラー特別検察官の捜査報告書において、大統領選でのトランプ陣営とロシア当局との共謀を示す証拠は見つからなかったと結論付けた」と表明したが、目立った反応は見られていない。 ドル円は、111.77を安値に、112.03まで一時反発、ユーロドルは弱いユーロ圏PMIもあり1.1226まで下落、ポンドドルも1.2980まで値を下げた。 一方クロス円では、ユーロ円が125.65、ポンド円が145.35、オージー円が79.92、NZD円が74.68まで下落、カナダ円は、2月小売売上高が強い結果となったが、83.52まで売りに押された。