NY午前の動向は、米3月消費者物価指数の結果を受けて、ドルが軟調な展開も、FOMC議事録の発表を控えて、大きな流れとはなっていない。
ドル円は、111.28を高値に、米長期金利の低下や高く始まったNYダウが失速したことで、110.88まで下落、ユーロドルは、1.1287を高値に、ドラギECB総裁が、「マイナス金利の影響を軽減する必要性があるかどうか検討するが、まだ分析が必要」と述べたことで、1.1230まで下落したが、マイナス金利政策の拡大に積極的とも言えず、その後買い戻しが優勢となり、ポンドドルは、EU臨時首脳会議を控えて、1.3114から1.3056で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円が125.45から124.78、ポンド円が145.72から144.98まで下落、オージー円が79.57から79.23、NZD円が75.20から74.78、カナダ円は83.50から83.16まで売りに押された。