変化のないスタート

 今週は、EU理事会、米国の消費者物価指数、中国の貿易収支などが焦点ですが、メインは、ブレグジットに絡めては10日の臨時EU首脳会議、期限の12日までに、どういった結果となるかとなりそうです。  一方株価面では、米企業の第1四半期の決算発表がスタートします。株価が堅調を維持できれば、ポンドを除いて引き続きもみ合い気味の展開となりそうです。  また、ポンド相場は荒れて展開が続きそうですが、ただ、サプライズ的な英議会での離脱案の可決は難しく、結局延長するしか方法はなさそうです。特に、もしトゥスク大統領はが主張する1年の延期となるなら、これ以上ポンドを売るのは難しくなるので注意しておきましょう。