昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、週末の米雇用統計の発表を控えて、動意に薄い展開に留まった。米3月ADP全米雇用報告やISM非製造業指数が、予想を下回ったがドル売りは限定された。またNYダウは一時100ドル程度の上昇も上値は限定された。
 ドル円は111.58を高値に111.32まで下落も狭いレンジでの推移が継続、ユーロドルは1.1215から1.1255で推移し、ポンドドルは1.3197を高値に。英3月サービス業PMIが、市場予想を大幅に下回ったこと、メイ首相とコービン労働党党首の会談も結果が出ず、1.3121まで一時売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が124.97から135.45、ポンド円が147.21から146.20で上下、オージー円は79.24から79.47、NZD円は75.82から75.53、カナダ円は83.86から83.47での推移に留まった。