昨晩の海外市場は、まちまちの展開。米3月小売売上高が、市場予想を下回り、一時ドル売りを誘うも、その後3月ISM製造業景気指数、2月建設支出と1月企業在庫が予想より強い内容となったこと。NYダウが300ドル近い上昇となったことで、ドルは堅調な展開で終了した。 ドル円は、110.82を安値に、米株・米長期債利回りの上げ幅拡大から111.44まで反発、ユーロドルは弱いユーロ圏PMIの改定値を受けて、1.1250から1.1204まで下落、ポンドドルは、英3月製造業PMIが予想を上回り、英下院でのブレグジット案の討論を睨んで、1.3150まで上昇、ユーロポンドは、0.8525まで売りに押された。 一方クロス円では、ユーロ円が124.95から124.55で上下、ポンド円が146.36まで上昇、オージー円は78.95から79.28、NZD円が75.69から75.89の狭いレンジで推移、カナダ円は82.92から83.75まで買い戻された。