昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、総じて揉み合い気味も軟調な株価が、リスク志向を押さえる形となった。NYダウは、一時130ドル安まで下落も、プラス圏を回復して引けた。  ドル円は110.24を高値に109.75まで再下落、ユーロドルは、独3月独ifo企業景況感指数が、予想を上回ったことなどもあり、1.1332までじり高、ポンドドルは、メイ首相の離脱協定案に対する3度目の本採決の可能性が報じられると、1.3160を安値に1.3246まで上昇も、その後は「メイ首相は北アイルランドの民主統一党の説得に失敗した」との報道が上値を抑えた。  一方クロス円では、ユーロ円が124.82の高値から124.24まで売りに押され、ポンド円も145.81から144.65まで値を下げ、オージー円が78.36、NZD円が76.18まで上昇も上値を押さえられ、カナダ円は82.23から81.76で揉み合った。