昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、弱いユーロ圏PMIや米国のPMIを受けた世界的な景気減速懸念、トランプ大統領が、ゴラン高原のイスラエル帰属に肯定的な発言を行ったことに関して、トルコのエルドアン大統領が激しく批判。米国とトルコの関係悪化懸念やテメル前大統領が汚職に関与した疑いで逮捕されたことなどの地政学リスク懸念などから、NYダウが、ほぼ460ドル安の安値引けとなり、リスク回避の動きが強まった。  ドル円は。米10年物国債利回りが、節目の2.50%を割り込んだことで109.74まで下落、ユーロドルが1.1273まで値を下げ、ポンドドルは1.3082を安値に1.3225まで反発した。  一方クロス円では、ユーロ円が123.82まで下落、ポンド円は145.76から144.55で上下の動きに留まり、オージー円が77.79、NZD円が75.51、カナダ円が81.82まで下落した。  尚、トルコリラ円は、トルコ中銀が金融政策の突然の引き締めに動いたことで同国の株式相場が急落、オルコリラ円は18.78まで下落、南アランド円も7.56、メキシコペソ円が5.74まで売りを強めた。