昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、FOMCの結果発表を受けて、ドル売りが優勢。FOMCでは、政策金利の据え置き、FF金利の今年の引き上げ見通しを引き下げ、2019年と2020年の成長率の見通しも引き下げた。また量的引き締めを9月に終了するとも発表、パウエルFRB議長は、「9月以降のデータによると成長は予想以上に減速」と述べ、米10年物国債利回りがが急低下したことで、ドル売りが拡大した。  ドル円は、110.53まで下落、ユーロドルは1.1336を安値にから1.1448まで反発、ポンドドルは、メイ首相が、「離脱期限を6月30日まで延期することをEU側に要請した」と表明したが、「ユンケル委員長は、5月23日までの離脱期限延期しか認めない」との報道を受けて、1.3147まで一時売り込まれたが、その後1.3251まで反発した。  一方クロス円では、ユーロ円が126.80まで反発後126.36まで下値を拡大、ポンド円が145.90まで売り込まれ、オージー円が79.32から78.70、NZD円が76.66まで反発後76.15まで下落、カナダ円は83.75から83.15まで値を下げた。