昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、若干揉み合い気味もドルが軟調な展開となった。米経済指標としては、3月NY連銀製造業景気指数と2月鉱工業生産・設備稼働率が予想を下回ったが、3月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回り、影響は限定された。NYダウは、一時の60ドル安から200ドル超えまで反発したが、リスク志向の動きは強まっていない。  ドル円は、米長期金利の低下などから111.39まで値を下げ、ユーロドルは1.1300から1.1345まで一時反発、ポンドドルは1.3203を安値に、北アイルランド民主統一党が、「メイ首相の離脱合意案に賛成するのではないか」との見方が広がり1.3300まで値を回復した。  一方クロス円では、ユーロ円が126.55から126.12まで軟調推移、ポンド円が147.42から148.39まで反発、オージー円が79.22から78.90、NZD円が76.60から76.28まで値を下げ、カナダ円は、84.03から83.40まで売りに押された。