昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ドル売りが優勢となった。米2月卸売物価指数が、予想を下回ったが、影響は限定された。また、一時200ドル超えの上昇となっていたNYダウは、トランプ大統領が「米国連邦航空局は、ボーイング737MX2機の運航停止を命令へ」と述べたことで値を消した。  ドル円は111.47から111.01まで売りに押され、ユーロドルは、ユーロ圏1月鉱工業生産が予想を上回ったこともあり1.1339まで反発、ポンドドルは、本日の英議会で「合意なき離脱の阻止」が可決したことで、1.3381まで買い戻され、ユーロポンドは0.8472まで値を下げた。  一方クロス円では、ユーロ円が126.03、ポンド円が148.73、オージー円が78.92まで上昇、NZD円は76.02から76.32で上下し、カナダ円は83.65まで一時買い戻された。