昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ECB理事会の決定を受けてユーロ安、ドル買い、NYダウが320ドルの下落となり、リスク回避の円買いが優勢となった。  ドル円は、111.86を高値に111.48まで下落、ユーロドルは、ECBが金利の据え置き期間を「少なくとも今年夏まで」から「少なくとも年末まで」に変更、期間2年の貸出条件付きの長期資金供給オペ(TLTRO)の開始を決定したことで1.1176まで値を下げ、ポンドドルは、「EUがバックストップで英国に新たな提案を行っており、英国からの返事を待っている」との報道が、一時下値を支えるも1.3069まで下げを拡大した。  一方クロス円では、ユーロ円が124.67、ポンド円が145.80、オージー円が78.17、NZD円が75.25、カナダ円が82.85まで売りに押された。