昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米FOMC議事録を控えてドル売りが継続も、FOMC議事録の結果が、それほどハト派的でないとの見方からドルの買い戻し気味で引けた。FOMC議事録では、「多くのメンバーは今年金利を調整する必要があるか確信が持てない」、「ほぼ全てのメンバーが年内のバランスシート縮小停止を望む」と示された。  ドル円が110.95を高値に110.62まで調整、ユーロドルが1.1325から1.1371まで反発後売りに押され、ポンドドルは、1.3012からスペインのボレル外相の「英国のEU離脱交渉が近く修正合意に達する見込み」と発言を受けて1.3110まで一時上昇後、FOMC議事録後1.3063まで売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が125.90から125.49で上下、ポンド円は144.14から145.06まで上昇、オージー円が79.14から79.55、NZD円が75.91から76.25、カナダ円が83.92から84.22での小動きに推移した。