昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ポンド中心に、ドルの売り戻しが優勢。米中通商協議で米国側が中国に対して人民元の安定維持を要求したとの報道もドルを押し下げた。  ポンドドルは、弱めの1月雇用統計にも売りが限定され、明日のメイ首相とユンケル欧州委員長の会談を控えて、ショート・カバーが優勢となり、1.3074まで買い戻され、ユーロドルも1.1275を安値に1.1358まで反発、ドル円は、黒田日銀総裁が、円高が経済や物価に影響した場合、追加緩和の実施に言及したことで110.83まで反発後、110.49まで売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が124.88から125.55、ポンド円が144.72、オージー円が79.35、NZD円は76.17まで上昇、カナダ円は83.24を安値に83.80まで反発した。