昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、米中通商交渉に対する懸念や週末のポジション調整の動きなどからリスク回避的な展開で終了した。NYダウは一時287ドル安まで下落したが、CNBCが、「米政府は、中国との通商協議の期限を3月1日から延期する可能性」と伝えたことで、下げ止まりを見せた。  ドル円は109.90から109.65で揉み合い、ユーロドルは、狭いレンジながら1.1351から1.1321まで売りに押され、ポンドドルは1.2977に反発を限定して、1.2928まで下落した。  一方クロス円では、ユーロ円が124.70から124.18、ポンド円が142.53から141.86まで下落、オージー円は77.99まで反発、NZD円は74.28から74.02で上下し、カナダ円は、予想を上回り加1月雇用統計を受けて一時83.01まで反発した。