昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ムニューシン財務長官が「中国に課している関税の一部もしくは全部の撤廃を提案している」との報道を受けて、円売りが強まった。 NYダウは、モルガンスタンレーの決算を受けて、一時118ドル安まで下落後、米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や週間新規失業保険申請件数が、予想を上回ったことやムニューシン財務長官報道を受けて、270ドル高まで反発したが、米財務省は、報道を否定した。  ドル円は108.70から109.40まで反発、ユーロドルは1.1406から1.1370で上下、ポンドドルは1.2833を安値に反発、メイ首相報道官が「もしEUが安易に離脱期限の延期を提示してきた場合、英国はノーと言う」とメイ首相の話を伝えたが、売りは限定され1.3001まで高値を更新した。また」ユーロポンドは0.8764まで下落した。  一方クロス円では、ユーロ円が123.74から124.68、ポンド円が139.52から142.23、オージー円が77.77の安値から78.99、NZD円が73.21から74.23、カナダ円が81.61から82.57まで一時反発した。